芝浦」タグアーカイブ

眠っていた三味線を受け継ぐ

ブログリレー、楽器男子Uさんです。

楽器が好きで、また落語も好きなので出囃子を弾いてみたいという気持ちは以前からありましたが、一つの壁が「出囃子に特化した教室は少ない」ということでした。

落語の出囃子は楽器こそ三味線ですが曲は実に多様で、童謡、流行歌、御座敷唄、軍歌、クラシックやカントリーミュージックもOKという自由な世界。一方で三味線の教室は細かくジャンルが分かれていて(長唄、地唄、端唄、津軽…etc)さらに流派があります。どこに行くのか決めかねて、いつか独学でやろうと思い先延ばしにしていました。

そこへ今回の企画「3ヶ月で出囃子に挑戦」

魅力的だ…

テーマが出囃子であることは勿論ですが、何より良いのは期間が3ヶ月と決まっていること。発表会の日程まで最初から決まっているのです。漫然と練習するより短期集中の方が結果が良い事は他の楽器でも経験しているので、迷わず参加を決めました。

まずは楽器の用意ですが、有難いことに譲って下さる方がいらっしゃいました。
修理に出す前に皮の破れ目から内側を覗くと前回張替えをした年月が書いてあり、それはまだ私が生まれる前。長い間、眠っていたようです。
第1回目のお稽古の直前に楽器店から修理完了の連絡があり、早速受け取って稽古に直行。新春のお祝いである「春駒」が、楽器復活の記念曲となりました。楽器は新品を買うのも良いですが、こうして受継ぐのも嬉しいものです。

2回目のお稽古を終えて「春駒」と「軒端の松」を覚える事ができたので、次は楽譜の無い出囃子の耳コピに挑戦して、レパートリーを増やしていきたいと思います。

照明・音響もできるかな?

9/28の伝統文化交流館でのゆる自主練に参加してきました。

あの空間を自主練のために自由に使えるとは。
なんて贅沢!

とうっとりしつつ、まずは調弦に苦戦。

自宅とあの畳敷きの広間では、音の聞こえ方が全然違う。
ようやく家での調弦に慣れてきたところなのに、聞こえ方の違いで調弦の経験値がまた振り出しに戻ってしまったような感覚です。
一筋縄ではいきませんね。

この日は、施設の方から照明の使い方も学びました。

本番は、照明や音響も自分たちでセッティングする必要があるのです!

スポットライトはどの辺りに当てればいいの?
角度はどう調整すればいいの?

学ぶことは沢山です。

「三味線できるかな?」に参加してみたら、
「照明・音響できるかな?」もセットで付いてきました。お得ですね(笑)

せっかくの機会ですので、色んな「できるかな?」の体験を楽しみたいと思います。

9/30のお稽古は、仕事の都合で会場に行けず、Zoomでオンライン参加しました。

みなさんの練習の様子を眺めつつポイントを学ぼうと、ちょっと傍観者気分でいましたら、『春駒』の演奏動画を撮って送るようご指示が!

勝くに緒先生が、動画を見てアドバイスしてくださるとのこと。

慌てて三味線を準備しました(汗)

勝くに緒先生からは、丁寧にコメントをお返しいただいて本当にありがたいです。

しかしそこで判明した一の糸と三の糸の弾き間違えやハジキとスクイの覚え違いの凡ミス!
覚えたつもりになっていました、恥ずかしい。

そして、撥の上げ下ろしや弾き始めのタイミングの合わせ方なども教えていただきました。

実は動画を撮影する際、自分の中で弾き出すタイミングが掴めず、何度か躊躇してから弾き始めるということをやらかしていたんです。

自宅での気軽な練習では弾き始めは特に意識せず済んでいたのですが、いざ動画を撮ろうとちょっとかしこまった途端、弾き出すタイミングに戸惑ってしまいました。

自宅での個人練習の時から、弾き始めのタイミングを意識した方がいいですね!

さてさて、

私は以前、義太夫(語りの方)を趣味で習っていたので、義太夫の太棹三味線はほんの少し触ったことがあるのですが、

義太夫三味線の撥は重く、とても厚くて「これって撥?」という見た目です。

撥の画像はこちらで見られます「文化デジタルライブラリー」
https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc6/edc_new/html/233_futozao.html)

持ち方も、撥の角に小指の第二関節あたりをぐっと食い込ませるので、とても痛いんです。

この痛みを越えて芸を磨いていく三味線弾きさんには本当に脱帽です。(プロは大きな撥だこができるそうです)

正座も痛いし、撥を持つ手も痛い。
三味線が弾けたらすごく粋で素敵だけど、稽古には痛みが伴うというのが私のイメージでした。

そのため、今回長唄の三味線を構えた時、撥を持つ右手が想像よりも痛くなくて、ホッとしました(私がきちんと持てていないだけだったらすみません)

しかもキックオフ会は椅子で練習だった!

懸念していた正座&小指の痛み問題がクリアしている!
ずいぶん気が楽になりました。

長唄の方が、素人が趣味として始めるには取っ付きやすいかもしれませんね。

ちなみに私は、一の糸の低音が好きなのですが、
義太夫は重厚で力強い音色が魅力なので、義太夫好きの私は低音の一の糸に惹かれるようです。

皆さんは、どの糸がお好きでしょうか?

伝承と交流~三味線を嗜むneo旦那衆になってみよう

港区芝浦にある伝統文化交流館(港区指定有形文化財「旧協働会館」)にて
「伝承と交流~三味線を嗜むneo旦那衆になってみよう」と題し11月にイベントを開催します。

芝浦花柳界にあった木造建築(見番)を再生した『伝統文化交流館』を拠点に、長唄三味線と落語を通じて座敷芸の楽しさを追体験。
東京スリバチ学会の皆川典久会長をナビゲーターに周辺散策・解説を組合せ、往時のウォーターフロントの往時の繁栄をたどります。
弾く、唄う、歩く、聴くと、まるっと体験しながら遊んで学ぶ。もちろん参加にあたり年齢・性別・経験不問・盛りだくさんの企画をお楽しみください。

三味線できるかな?~3カ月で出囃子に挑戦

11月の本番に向けて「neo旦那衆」になってみたい方、募集します!
3カ月の短期集中・シリーズ開催で三味線をいちから始め、落語の出囃子に挑戦します。

 都内で唯一現存する木造鍵盤建築物である『伝統文化交流館』を舞台にした披露会にむけ、リアルとオンラインを組み合わせた柔軟な稽古で本番に臨みます。

◆講座のポイント

・始めやすい:初心者が対象。披露会に向けて短期集中で習得(トライアル体験あり)
・リーズナブル:お稽古5000円/月、三味線レンタルも可能
・臨機応変:リアル・オンラインを組合せた稽古、グループ練習(自由参加)機会の設定で無理なく体得
・温故知新:芝浦エリアのフィールドワークや落語を通じ江戸のウィットを味わう

◆募集要項

【日程】  

  09月11日(金)18~20時 芝浦  キックオフ・顔合わせ稽古       
  ※9月~11月、原則月2回(水・土 18:00~20:00)/実演者確定後に稽古日程を固めます。

☆トライアル期間☆  
  08月08日(土)18~20時 九段下 ワンコイン三味線体験
  08月19日(水)18~20時 九段下 稽古見学

【会場】 九段下:千代田区立九段生涯学習館(メトロ九段下駅徒歩1分)
     芝 浦:港区立伝統文化交流館(JR田町駅・メトロ三田駅徒歩8分)

【費用】 3カ月 18,000円(稽古6回/披露会)
     *三味線はレンタル(1500円/月・実費・保険別)利用が可能

【指導】 三味線演奏家 杵屋勝くに緒

【定員】 20名

【共催】 三味線の音で街の記憶を呼び覚ます「江戸長唄ごひいき衆」      
学びのプラットフォーム「うなぎのねどこ」とのコラボ企画。

11月 披露会「街の記憶を三味線と落語でたどる~品川・芝浦編)

披露会では、水辺にちなんだ三味線演奏と落語で料亭・座敷の気分を味わいます。さらに東京スリバチ学会の皆川会長が江戸期の品川・芝浦エリアの地形から読み解き、実際に現地をナビゲートするという豪華な企画です。ふるってご参加ください。

【日程】 2020年11月15日(日)14:00~16:00 予定

【会場】 港区立伝統文化交流館(JR田町駅徒歩8分・メトロ三田駅徒歩9分)

【参加費】 リアル    3,000円(限定30名) 
      オンライン  1,000円(後日三味線体験できるチケット付)

*新型コロナ感染症拡大等の事情によりやむを得ずオンライン拡充や企画変更、延期等の可能性がございます。予めご了承ください。