鹿島神宮のゴールを目指して

部活で練習

ポストにたまたま入っていた「三ヶ月で三味線に挑戦season2」のちらし。友人の1人が「やってみたいな」と言っていたことを思い出し、もう1人、高校の同級生が三味線をしていて何度か演奏会を聞きに行ったという友人を誘い、3人で参加してみることにしました。
 撥の持ち方から、構え方から初めての体験で四苦八苦。おまけに、最初の練習の後、自分で練習しようと蓋を開けたら、な、なんと…駒が割れていました(泣)。いきなりのアクシデントで、すっかり、心が折れそうになってしまいましたが、先生に相談すると、すぐに返答をいただき、速攻で注文し、ことなきを得ました。
 そこからは、「本当に3ヶ月で仕上がるのか…(汗)」と不安になり、3人集まっての自主練、先生にお願いしての個人レッスン。部活状態でひたすら練習に励みました。こんなに夢中になれたのは久しぶりのことでした。それもこれも、先生の親切、丁寧、褒め上手なご指導、そして、3ヶ月後の神宮での奉納演奏という、神々しい目標、1人ではなく、友人と3人一緒という心強さの賜物だなと思っています。
 本番は、久々の着物を着て、本殿でのご祈祷、これだけでも、とても心が洗われました。演奏は、ときどきごまかしながらも(笑)、気持ちよく弾くことができ楽しかったです。
 貴重な体験、本当にありがとうございました。また、本番までの準備にご尽力いただき、感謝申し上げます。

目標がモチベーション

ポストに入っていたチラシがきっかけで思い切って参加してみました。
開始時期が9月と、休校期間と重なったこともあり、集中して頑張れました。期間が決められているなか、神宮で演奏するという大きな目標を目指せたこともやる気アップの元でした。
新しいことに挑戦できたこと、三味線の音色に触れることができたことが喜びでした。練習もとても楽しかった!
今後もグループレッスンの機会があればチャレンジしたいです。
ありがとうございました!

三味線部!

子育てがひと段落し、残りの人生『やりたかったことを一つずつやろう‼️』と決めた矢先、友人から『やりたいって言ってた三味線のチラシあったよ!』と連絡をもらいました。
何という偶然。1人でも参加するつもりでしてが友達も興味を示し一緒に参加。それが、私達『三味線部』の始まりです。

初めて三味線を見た時は大きさに驚き、初練習ではバチで弦を弾くことさえできず、途方に暮れました。
そんな私のモチベーションを支えたのはやはり、ゴールに地元鹿島神宮で奉納演奏をするという目標があったからです。

受験生の息子に『うるさい!』と言われようとも、肩こりで湿布三昧になろうとも、自宅練習。時間を合わせて友人との部活並みの練習。
そして何より、ちよ先生との練習会。毎回丁寧に指導してくださり、いい感じに褒めてくださり、個性豊かな参加者との交流も含めてとても楽しかったです。

音楽ってやっぱり、音を楽しむものなんだなあと、今回の三味線講習を通じてあらためて感じました。パートの違う音色が、私のつたない音に重なり、なんとなく合奏になった時は感動しました。

本番は緊張するだろうと思っていましたが、それ以上に、『目標地点に立てている』という喜びの方が大きく、ただただ楽しかったです。
もちろん、たくさん間違えました。ごめんなさい。

人生やりたいことの一つが叶いました❣️

こんな貴重な経験をさせていただき、感謝の気持ちで一杯です。
本当にありがとうございました。

人生初のお三味線にチャレンジ

今年の「人生初」な体験は、お三味線。今まで弦楽器(正確には弦楽器ではないらしい)には全く縁がなかったけれど、もしかしたら一番相性が良い楽器に出会ったのかもしれない。

体験講座「三味線できるかな?」

今回三味線にチャレンジすることになったのは、「江戸長唄ごひいき衆」の体験企画がきっかけだった。内容は、3か月で落語の出囃子を弾いてみよう、というもの。

この企画にすぐ飛びついた。というのも、私、実は落語好きなのだ。Spotifyでも落語聴くし、コロナ期間は落語家のYouTubeデビューもあったので聴く環境はますます整ってきている。とはいえまだビギナーで、残念ながら寄席にはまだ行ったことがない。ちなみにお気に入りの落語家は春風亭一之輔である。立川志の輔の新作落語も好きで、特に好きなのは『モモリン』。たまらん。

って、今日は落語の話ではなくて。

落語の出囃子やってみたい!と思って、三味線にチャレンジすることになった。三味線弾いてみたい、というのは入口ではなかった。

ほんとにできるのかな・・・?と思っていたけど。

そんなわけで、三味線を弾いてみることになった。

一番最初に三味線に触ったのは、体験講座を始める前の体験&説明会。その日には早速曲を弾いてみようということになったのだが、全くできない。糸を押さえる左手が全く間に合わないし、今左手で押さえている糸を右手のバチで弾くってどういうこと??という感じ。ピアノ、ドラムなど押せばor叩けば音の鳴る楽器しかやってこなかった私には、まるで訳が分からん。そしてすごく繊細そうな楽器なので、三味線に触るだけでひやひやする。

そこから本講座が始まるまでは1か月くらい間があった。いよいよ本講座が近づいてきて、本当にやるかどうか、ちょっと迷った。あまりにも難しそうだし、そもそも社会人になって習い事って手が回るのかしら?と。

でも、ここでやらなかったら一生やらない気がしたので、本講座に申し込んだ。本講座参加にあたって三味線もレンタルした。

いざレンタルして手元に三味線が来ると、結構いじってしまう。「1日に5分でも10分でも触ってください」と先生に言われていたので、出勤前の時間とか、仕事が終わった後とか、結構弾いていた。休日には4時間くらい弾いていた。

そしたら、だんだん感覚がつかめてきた。運指のパターンがなんとなくわかってきて、どこを押さえるとどの音が出るのかも感覚的にわかってきた。うまくは弾けないけれど、とにかく楽しい。

感覚がつかめてきて楽しい、というのもそうだが、「無心で没頭できる時間」自体もすごく貴重なものに感じた。久しくそういう時間を持っていなかった気がする。

お別れしたくないので、続けることにした

3か月の講座を経て、落語の出囃子に挑戦。柳家小もんさんの出囃子ということで、『春駒』と『軒端の松』いう2曲のおいしいところ(長唄とかから抜粋するので、出囃子ってそういうもの)を他の受講生とともに演奏した。残念ながら、本番になるとちょっとずつ間違ってしまう。それでも、とにかく「全くできそうにない」と思っていたお三味線と友達になれた。

これで講座はおしまい。お三味線ともお別れである。

けれど、返してしまうのがなんだかさみしいし、何よりこれまでこんなにハマった楽器ってない気がする。

「お三味線ちゃん、あなた、このままうちにいてもいいのよ…?」

そんなわけで、来年もお三味線続けることにした。精進します。

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