地元で江戸文化に触れる機会を〜【鹿嶋・神栖支部】 三味線 体験会
筆者は色んな方に 三味線 の楽しさを知ってもらって、
学校教育に取り入れていく、
そして地域に発信していく足掛かりにしよう、
という杵屋ちよ先生の共犯者?でございます。
元々高校時代の国語の先生から影響を受け、
大学進学後はコンスタントに歌舞伎、文楽を観に行っていたため、
自然と長唄 三味線 にも親しみがありました。
教員として地元に戻ってからは、
素直で優しい生徒たちに恵まれる日々…
そんな中で、この子らは地元は退屈なものと思ってないか、将来公務員や教員など、地域づくりや人材を育てる立場を期待されているけれど、地元で教養に触れる機会があまりに少ない…
とにかく10代のうちから一流のものに触れさせたい!という思いが強まっていきました。
そして、昨年のクリスマスイブ、運命の出会い(杵屋ちよ先生と偶然出会う)。
なんと長唄の楽しさを知ってもらうため、学校、地域と関わっていきたいとな!?
芸大で精進し各地で舞台に上がる本寸法の演奏家とこんな身近で出会えること自体奇跡である、
というわけで、とりあえずは自分が 三味線 を始めてみることに。
そして約3ヵ月が経過…桜が満開のよき日に、
江戸長唄ごひいき衆鹿嶋・神栖支部が発足し、体験会を開催するとな?これは知り合いにも声をかけねば。
迎えた体験会当日、一緒に「さくら」を弾けるように練習してみたり、
初心者らしく「三下り」の読み方(みくだり?さんさがり?)で盛り上がったり、楽しく体験ができたのでした。
取材でやってきた某地方紙の新聞記者さんも飛び入り参加するくらい温かな雰囲気で、1回目としてはかなり良い感じでした。
今後は体験会でご一緒した方々と
地域で発表することを目指す&学校の活動でちよ先生と一緒に何かできないか、画策していきたいと思います。
田舎教師(田山花袋風)の挑戦はまだ始まったばかりです。